2019年6月に開催されたG20大阪サミットにおいて、2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにまで削減することを目指す、「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」が共有されました。国際市民に対してプラスチックと向き合う姿勢が問われ、日本国内においても2020年7月よりレジ袋の有料化が始まるなど、プラスチックの使用に対する認識、行動の変化が求められています。
経済界においても各企業が各々ができることから順に取り組む中で、大丸有 SDGs ACT5実行委員会の参画企業では生分解性プラスチックの利用促進に取り組みます。
三菱地所が八ヶ岳地域の農家と進める、都市と地域の連携企画「大地への恩返しプロジェクト」において、都心で回収した生分解性プラスチックのコンポスト実験に取り組みます。
コンポスト化によりつくられた堆肥は八ヶ岳地域の野菜の栽培に活用し、できあがった野菜を旅客用高速バスを使った物流「産地直送バスあいのり便」で都心に運び、マルシェなどで販売します。
単なるリサイクルにとどまらない、都市と地方の新しいサーキュレーションモデルの形成に挑みます。
アクション実施概要
開催日時 | 2020年7月より実証実験開始 |
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開催場所 | 三菱地所、農林中央金庫社内および北杜市西井出地区の堆肥舎 |
内容 | 生分解性ストローのコンポストおよびその堆肥を活用した資源循環の取り組み |
問い合わせ先 | 大丸有 SDGs ACT5実行委員会 |
主催 | 大丸有 SDGs ACT5実行委員会 |
協力先 | 株式会社FIT |