「大丸有 SDGs ACT5」始動
大手町・丸の内・有楽町地区(以下、
最新情報
ACT5 5つのACTとアクション
SDGsの17のゴールのうち、都市部のビジネス街として取り上げるべきACTを5つ設定し、それに沿ったアクションを展開します。本年度は、「サステナブルフード」「気候変動と資源循環」「WELL-BEING」「ダイバーシティ」「コミュニケーション」の5つのACTに取り組み、千葉大学大学院工学研究院 村木 美貴教授の監修のもと、多様なアクションを実施していきます。
サステナブル・フード
平日昼間の滞在者数約28万人を有する大丸有エリアでは、様々な飲食サービスが提供されています。
華やかな料理が日々創作される一方で、食物残渣を削減することはエリアにとって重要な課題です。
SDGsの観点からも重要なフードロスの問題に、エリアの飲食店や社員食堂とも連携して取り組みます。
さらに、都心と地方を結ぶ食品バリューチェーンの改革を通じ、次世代のフードエコシステムの確立に取り組みます。
気候変動と資源循環
約4,300事業所が集積する大丸有エリアは強力な経済基盤である一方、日々膨大なエネルギーが消費されるほか、プラスチック等の資源が消費されています。街として環境負荷低減はこれまでも、そしてこれからも重要なテーマの一つです。
わたしたちは省エネの取り組み推進や資源の循環に取り組みながら、事業上の地球環境への負荷低減を図ることで、経済・環境・社会の持続的な発展を目指します。
WELL-BEING
Stay Home期間は日常生活の習慣や心身の健康について考えるきっかけになりました。
大丸有SDGs ACT5期間中、オンライン・オフラインの双方の手法を活用しながら健康の促進につながる機会を提供します。
また、withコロナ時代に対応した新しい交流のあり方、交流スペースのあり方を考えていきます。
ダイバーシティ
情報発信拠点としても知名度の高い大丸有エリアですが、ここに訪れる全ての人々にとってやさしい街を目指すべく、この機会に多様な価値観に目を向け、皆様が安心してこの街を訪れることができるよう、様々な視点からこの街を見直していきます。
また、大丸有SDGsACT5期間中を学びの機会と捉え、誰もが「SDGsとはなにか?」を学べる機会を創出し、多くの方々が多様性を認め合うことができるようなプログラムを提供していきます。
コミュニケーション
大丸有SDGsACT5の開会・閉会にあわせて、産官学界からSDGsに関連する幅広い専門家の方々をお迎えしてシンポジウムを開催します。
28万人のエリアワーカーと来街者に向けた啓蒙活動として、SDGsに関連する映画を上映する「SDGs映画祭」の開催や、SDGsに触れるアート表現など、SDGsとの多様な接点・気づきの場を創出します。
実行委員会
実行委員長
- 有森鉄治
- 三菱地所株式会社 代表執行役執行役専務
副委員長
- 松本恭幸
- 農林中央金庫 常務執行役員食農法人営業本部副本部長
- 平田喜裕
- 株式会社日本経済新聞社 専務取締役
委員(順不同)
- 村木美貴
- 千葉大学大学院工学研究院 教授
- 尾崎太郎
- 農林中央金庫 食農法人営業本部 営業第二部長
- 酒井耕一
- 株式会社日経 BP 日経 ESG 発行人
- 本間 潤
- 一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会 都市機能部会長
- 藤井宏章
- NPO 法人大丸有エリアマネジメント協会事務局長
- 竹内和也
- 一般社団法人大丸有環境共生型街づくり推進協会専務理事
- 菊川嘉彦
- 丸の内熱供給株式会社 専務執行役員
- 後藤泰隆
- 三菱地所株式会社 エリアマネジメント企画部長
監事(順不同)
- 榑林康治
- 三菱地所株式会社 サステナビリティ推進部長
SDGs(Sustainable Development Goals)とは?

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001 年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015 年 9 月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための 2030 アジェンダ」にて記載された 2030 年までに持続可能でよりよい世界を目 指す国際目標です。17 のゴール・169 のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」こ とを誓っています。 SDGs は発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても 積極的に取り組んでいます。(外務省公式HPより)