2022年度の取り組み

GOOD DESIGN Marunouchi企画展「サーキュラーシティ丸の内 ゴミ=資源 循環のデザイン」に行こう!

公益財団法人日本デザイン振興会(会長:内藤廣)が運営するギャラリースペースGOOD DESIGN Marunouchi(千代田区丸の内)では、丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)を舞台にした循環型社会への取り組みをデザインとアートを通じて紹介する企画展「サーキュラーシティ丸の内 ゴミ=資源 循環のデザイン」を8月19日(金)より9月20日(火)まで開催します。
丸の内の廃棄物循環を見える化し、誰かにとってのゴミは誰かにとっての資源・・・?そんなことを考えるきっかけになる企画展となっておりますのでこの機会に是非起こし下さい。
来場無料、来場者全員にACT5メンバーポイントも差し上げます!

GOOD DESIGN Marunouchi企画展「サーキュラーシティ丸の内  ゴミ=資源 循環のデザイン」 開催概要

実施期間2022年8月19日(金)~9月20日(火)
11時~20時(会期中無休)、入場料無料
会場GOOD DESIGN Marunouchi  
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F
企画・主催公益財団法人日本デザイン振興会
アート協賛大丸有SDGs ACT5実行委員会
協力三菱地所株式会社
空間インスタレーションTOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH(小山泰介/梅沢英樹/山本華)
ACT5メンバーポイント獲得条件100ポイント
開催期間中に当該企画展に起こし頂いた方全員にSDGs特典の交換などに使える「ACT5メンバーポイント」を差し上げます。レジにてスタッフにお申し出ください。
ACT5メンバーポイントについてはこちらをご覧ください。
お問い合わせ先大丸有SDGs ACT5実行委員会事務局
info@act-5.jp

■参考

  • 「サーキュラーシティ丸の内」とは

「循環経済(サーキュラーエコノミー)」とは、資源を循環利用し続けながら、新たな付加価値を生み出し続けようとする経済社会システムのこと。大量生産・大量消費を前提とし、資源の循環利用を想定しない「線形経済(リニアエコノミー)」の反対概念として位置付けられ、資源の浪費に依存しない持続可能な経済発展に貢献します。
この循環経済を街レベルで実現しようとしているのが、「丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)」にあるビル約30棟の廃棄物を管理する三菱地所グループが始めた、循環型社会の実現に向けた取り組み「サーキュラーシティ丸の内」です。
この取り組みでは、「Reduce(リデュース)」、「Reuse(リユース)」、「Recycle(リサイクル)」の3Rや、シェアリング、アップサイクルを推進し、2030年までに廃棄物再利用率100%を達成し、さらに単位面積あたりの廃棄物排出量を20%削減(2019年度比)することを目指しています。

  • 「ゴミ=資源 循環のデザイン」 デザインとアーティストによる視点

資源から原材料を作り、さまざまな工程を経て作られたプロダクトを消費者の元に届ける一連の流れを「サプライチェーン」と呼びます。「サーキュラーシティ丸の内」は、「ゴミ=資源」を川上とするもう一つのサプライチェーンをデザインする取り組み。人やモノをつなげることで、街に新たな循環を生み出します。
本展では、日本の経済を支えるエリアのひとつ、丸の内エリアの「ゴミ=資源」の循環のデザインを、8つの事例を通して探ります。
また、アーティストの目線から有楽町の風景を捉え直す「有楽町アートサイトプロジェクト」に取り組んできた「東京フォトグラフィックリサーチ(TPR)」は、「ごみ」と「資源」をテーマに制作した空間インスタレーションを展示。アートとデザイン双方からのアプローチで「ゴミ=資源」のリアルを体感してください。

  • 空間インスタレーション – TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH(小山泰介/梅沢英樹/山本華) 

「ごみ」と「資源」の【あいまいな境界】を表現する

ごみという「状態」は、扱う人、つまりそれを見定める人の視点によって意味が変わる、その曖昧さにこそ、循環することの面白さや、循環型社会を達成していく可能性がある。 TPRは本展で、写真と音の表現を通じて、「ごみ」と「資源」のあいまいな境界を表現することを試みます。モチーフとなるのは、回収と再生のプロセスです。廃棄物から資源へと変化する遷移状態を独自の視点で変換し、展示します。