アクション4-6

~障がいのある子どもたちのための生演奏鑑賞会~「丸の内 Shall We コンサート」開催レポート

街を訪れるすべての人々にとってやさしいまちを目指す大丸有。今年も都内の特別支援学校に通う障害のある子どもたちを丸ビルホールに招待する「丸の内 Shall Weコンサート」を2024年9月19日(木)に開催いたしました。

三菱地所は2004年度より、プロの音楽家とともに特別支援学校等を訪問し、障がいのある子どもたちに生演奏を届ける「Shall Weコンサート※1を開催しておりますが、2022年度からは大丸有SDGs ACT5が定めるテーマの一つ「ダイバーシティ&インクルージョン」の取り組みとして、「丸の内 Shall Weコンサート」も開催しております。

「丸の内 Shall Weコンサート」は、生の音楽に触れる機会として特別支援学校の生徒の皆さんに丸ビルホールにお越しいただき、最高の音質・大規模ホールで音楽の楽しさと魅力に触れていただきながら楽器や音楽について学ぶ機会を創出するとともに、子どもたちの心の成長を後押しすることを目的として開催するものです。

今回は都内の特別支援学校60校にご案内し、ご関心を寄せられた東京都立青山特別支援学校、東京都立花畑学園の皆さま約120名にご参加いただきました。また大丸有におけるダイバーシティ&インクルージョン推進の取り組みとして、大丸有エリア就業者は過去最多となる約50名(生徒の案内役等運営ボランティア含む)、及び関係者にもご参加いただき、子どもたちと共に音楽を楽しみ、触れ合う機会となりました。FANTASIAのメンバーからは、ディズニーや映画のテーマなど親しみのある曲をお届けし、管楽器や鍵盤楽器の音の出る仕組みなども楽しく紹介していただきました。

大丸有SDGs ACT5実行委員会は、障がいの有無にかかわらず音楽を楽しむ心を大切にし、感動や刺激を糧とする子どもたちの心の成長を見守りながら、豊かな共生社会の実現に挑戦していきます。

※1 三菱地所の「Shall Weコンサート」について
三菱地所は、社会貢献活動の重点分野である「文化・芸術支援」「社会福祉」の観点から、生の音楽に触れる機会として特別支援学校の生徒の皆さんを対象に出張型の三菱地所の「Shall Weコンサート」を開催しています。このコンサートはプロの音楽家と学校を訪問し、音楽の楽しさと魅力に触れてもらうとともに、楽器や音楽について学ぶ機会を創出することを目的に開催しているものです。2004年度よりスタートし、2023年度は3校で開催、これまでに延べ104回、約2万人以上の生徒の皆さんに生の音楽をお届けしています。

演奏者情報:FANTASIA

サクソフォン: Sumika
相愛大学音楽学部に特別奨学生として4年間在籍し、卒業。2016年より渡仏し、ストラスブール音楽院在学中に3つの国際室内楽コンクールで第1位及び特別賞を受賞。同音楽院を審査員満場一致のトレビアン・賞賛付きで卒業。2020年にストラスブール大学室内楽科の修士課程を修了。H.Selmer Paris社公式アーティスト。


ピアノ: 青木智哉
東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。同大学院器楽専攻鍵盤楽器研究領域修了。第12回日本演奏家コンクール特別賞。2016年、髙嶋音楽事務所に所属。これまでにピアノを成澤節、外山準、石井克典、野島稔の各氏に師事。

トランペット: 齊藤舞子
洗足学園音楽大学トランペット専攻を卒業。在学中、同大の特別選抜演奏者に認定される。第5回日本奏楽コンクール一般Bの部第二位(最高位)。1stアルバム【風の音~KAZENONE~】はiTunesインストゥルメンタル部門台湾第1位、国内第2位を記録。2ndアルバム【ROMAN】にてメジャーデビュー。

トランペット: 中島愛実
東京音楽大学トランペット専攻卒業。11歳からトランペットをはじめ、これまでに奥野儀光、津堅直弘、栃本浩規、高橋敦、アンドレ・アンリの各氏に師事。ガボール・タルケヴィ、ハンス・ペーター・シューなど世界トッププレイヤーのマスタークラスを多数受講。第19回千葉芸術文化新人賞(奨励賞)受賞。

コンサート 開催概要

名称丸の内 Shall We コンサート
開催日2024年9月19日(木)
場所丸ビルホール
来場校・人数東京都立青山特別支援学校(約50名)
東京都立花畑学園(約70名)
※いずれも引率者含む
大丸有エリアの就業者 参加者数三菱地所、農林中央金庫、日経グループ社員他 約50名
※運営ボランティア含む
演奏内容Departure、Summer、人生のメリーゴーランド、スペイン、ディズニー映画のテーマ曲他
主催大丸有SDGs ACT5実行委員会
お問い合わせ大丸有SDGs ACT5 実行委員会事務局
info@act-5.jp