新型コロナウイルスの影響により、ニューノーマルな生活として屋外の活用が見直されている現状を受けて、Green Tokyo 研究会※では、涼しい快適な外歩きを提案する WEB サービス「TOKYO OASIS」を、社会実験として 2020年7月27日(月)より大丸有エリアにて開始いたします。
「TOKYO OASIS」は、「大丸有環境アトラス(大丸有地区の環境情報等をデータベース化し、新たな価値の発信につなげる情報プラットフォーム)」をリアルタイムに可視化・シミュレーションし、快適に過ごせる空間(ルート・場所)の情報を発信する WEB サービスです。
今回の社会実験では、「快適性」の要素の中でも「涼しさ」を切り口としており、時間帯ごとの建物や街路樹の日影情報をもとに、現在地から「OASIS SPOT(=快適に過ごせる場所)」までの涼しい快適なルートを検索できるサービスとなっています。コロナ禍でのマスク着用の影響や、外出自粛で暑さに慣れない人々の熱中症を防ぎながら、自然環境を活用した酷暑対策の一環として快適な外歩きを提案します。
一方、「快適性」を感じる要素は人や時間、季節、場所などによっても多種多様なため、本サービスを通じてアンケートを実施し、更なるサービスの発展や今後のまちづくりに向けて、実際の利用者の意見を活用し、検討してまいります。このように、ひとりひとりが考え取り組みに関わるきっかけをつくることで、私たちは新たなまちの魅力や価値の発見、持続可能なまちづくりを目指していきます。
■アンケートご協力のお願い
「TOKYO OASIS」はアンケートを通じてみなさまのご意見を収集し、より快適な情報発信を目指すとともに、まちづくりにも活かしていきます。本サービス利用の際は是非みなさまの貴重な声をお聞かせください。
(アンケートにはTOKYO OASIS内よりご回答ください。)
※Green Tokyo 研究会とは?
2019 年9 月に東京大学大学院工学系研究科 横張真教授を会長とし、「緑」「GIS」「都市気象」「グリーンインフラ」に関連する民間企業や行政間の連携を元に設立した研究会です。事務局を務める「一般社団法人 大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア協会)」では、「大丸有環境アトラス」の構築を進めてきました。
「Green Tokyo 研究会」ではこの「大丸有環境アトラス」をベースとして、2019 年度国交省スマートシティモデル事業における大丸有地区のスマートシティビジョン・実行計画にも位置付けられる「TOKYO OASIS」や樹⽊・緑地の価値評価に向けたデータベースの作成等を推進しています。
アクション実施概要
開講日時 | 2020年7月27日(月)~ |
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開催場所 | 大丸有エリア |
サービス運営 | Green Tokyo 研究会 (事務局 一般社団法人 大丸有環境共生型まちづくり推進協会) |